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万物を構成する源エアルとそのエアルを糧に作動する魔導器(ブラスティア)によって支えられる世界テルカ・リュミレース。人々は都市を巨大な結界で包むことで、魔物から護られ安全に暮らしていた。
世界を統治するたったひとつの帝国は、旧文明の遺産である魔導器を厳しい統制下に置いたため、時と共にその恩恵は一部の人々に偏っていった。これに反発した貧しい人々は権利を求めて互助組織ギルドを設立、衝突と和解の歴史を経て、双方が絡み合った複雑な社会が形成されるに至った。
十年前には魔物が大挙して押し寄せた人魔戦争があり、また先の皇帝崩御後、帝国では空位状態が続いてはいたが、世界は概ね平和に見えた─ |
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| 帝都ザーフィアスの下町で気ままに暮らす青年ユーリ。ある日、その下町で住民の生活を支える水道魔導器(アクエブラスティア)が暴走を起こす。魔導器の要である魔核(コア)が抜き取られていることに気付いたユーリは、相棒で犬のラピードと共に、修理を請け負ったという人物を追う。だが怪しい男を発見したものの、騎士団に邪魔されて逃げられたばかりか、不法侵入のかどで城の牢屋に投獄されてしまう。
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| 隣室の胡散臭い男の協力で脱獄に成功したユーリは、城内をさまよううち騎士に追われる少女エステリーゼに遭遇、彼女が親友フレンの名を口にしたことから、咄嗟に助けてしまう。フレンに会いたいという彼女をユーリは部屋まで連れて行くが、フレンは既に旅に出た後だった。そこにフレンを狙う暗殺者ザギとその一味が乱入、なんとかこれを退けたユーリは、どさくさに紛れてエステリーゼと共に城を脱出する。 |
下町に戻ったユーリは魔核泥棒を追って帝都を旅立つ決意をする。エステリーゼもまたフレンを追って、ハルルに向かうと言い、方角が同じことから共に行くことになる。そこに騎士団の追手が現れるが、下町の人々の協力で逃れたふたりは、ラピードを加えて帝都を後にする。
旅立ちに際し、ユーリはエステリーゼにエステルというあだ名を贈るのだった。 |
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