内容説明
解説
団鬼六の代表作を映画化。谷ナオミのSM映画中、最高傑作の誉れ高い一作!
『夕顔夫人』
破れた畳の殺風景なアパートの一室で、木碕は弦月流二代目家元、島原夢路の雅やかなグラビアで自らを慰めていた。自堕落な木崎に学友の堀口は新しい洋服を用意し、高級クラブにつれて行った。店で堀口が紹介したのは、夢路の妹・由利子だった。由利子は、姉にも劣らぬ美人であった。堀口と手を取り合って店を出て行く彼女の後姿を呆然として眺めるしかなかった。木崎は堀口からあてがわれた女あけみを抱いたが夢路への妄執はつのるばかりだった。木崎は友人の結婚式帰りの由利子を外へ誘い出した。由利子をアパートの自室にひきずり込み、手足を縛って乱暴に犯していった。最中に堀口がやって来たが、由利子は押し入れに閉じ込められた。堀口が去ると、木崎の顔に悪魔の笑いを浮かべ、ポラロイドカメラで由利子の屈辱的な写真を撮りまくった。激しくもがく由利子を二度三度と犯していくのだった。弦月流生花展が華やかに開催された。気品あふれた会場のなかでも、夢路のあでやかさは群を抜いていた。会場にあらわれた木碕は、一面識もない夢路に笑顔で黙礼し、その顔をじっと見つめた。夢路はその視線と笑顔に何故か不気味さを覚えて慄然となった。木崎の企みが夢路を堕していく…。
初Blu-ray化/ロマンポルノ創設45周年記念/本編70分
永続特典
ピクチャーレーベル
■映像特典
オリジナル劇場予告篇/フォトギャラリー